清々しいお家のお手本
片付けられない私が、
片付けられるようになったのは
子どものアトピーを治したかったから。
病院の治療が効かなかった子どもたちのために
身につけた「片付け」ですが、
お手本がありました。
夫の転勤で静岡県袋井市に3年間住んでいました。
市内には、住民に愛されているお寺がいくつかありました。
そのうちの1つ、
可睡斎(かすいさい)が我が家のお気に入りでした。
小学生だった子どもたちを連れて
家族でよく遊びに行きました。
寺院内には
キレイな襖絵の部屋がいくつもありました。
心を込めて掃除された部屋があるだけで
何も置いてありません。
自然と人々の目は
襖絵に。
実用のモノが美しければ、
室内が掃き清められていれば、
飾りたてる必要がない ということを
教えてもらいました。
精進料理も手軽にいただくことができました。
動物性食材を使わない精進料理は
アトピー、アレルギー体質の子どもたちに優しく、
食材、命に真摯に向き合う修行の1つとして
丁寧に作られた料理
それを清々しく整えられた空間でいただくと、
静かだけど、お腹の底から力が湧いてくるような
感覚がありました。
家事が
自分にも家族にも
パワーを与えてくれる。
日々、忙しく暮らしていると
忘れてしまう丁寧な暮らし方の
お手本でした。
家事は嫌いだったし、
今でも得意ではありません。
だからこそ、
家事が面倒くさい家を
片付けで
家事がラクな家にしましょう!
家事や片付けは
サッサと終わらせて
本当にやりたいことに
時間やパワーを使いましょう♪