目次
空き家の思い出をお聞かせください
片付けたいけれど、一歩が踏み出せない
空き家には、大切な思い出、物がたくさんつまっているため、
片付けるためには、精神的、体力的に大きな負担がかかります。
逗子アートフェスティバルでは、
会期中、ギャラリーとして貸し出していただくことで、
逗子アートフェスティバルのイベントとして
片付けをお手伝いします。
空き家をどうするか、決まっていなくても大丈夫です。
まずは、お気軽にご相談ください。
片付けコンサルタント 福井ひろ子 が、お話を伺います。
ご相談や片付けサポートで、知り得た個人情報・プライバシーを許可なく、第三者に漏らすことはありません。
片付けコンサルタント 福井ひろ子 とは、、
40年片付けられなかったところから汚部屋を卒業。
片付け/家事代行 実績1,800時間以上。
片付けコンサルタント歴 8年目。
home & me 暮らし空間プロデュース
福井ひろ子
メール:info@fukuihiroko.com
空き家 ご相談の流れ
空き家とアーティストの出会いは一期一会です。
同じものは二つとない、唯一無二のギャラリー展示となります。
逗子市役所の空き家サポート
詳しくは下記リンクをご確認ください。
↓ ↓ ↓
逗子アートフェスティバルとは
2013年から毎年開催されている市民と市の協働事業です。
詳しくは下記リンクをご確認ください。
↓ ↓ ↓
空き家×アート
アートで街が元気になる
アートのチカラで、場所の思い出、イメージを書き換え、街が甦った事例を3つご紹介します。
1つ目は、
2011年3月11日、東日本大震災後の同年9月に開催された
サザンオールスターズの桑田佳祐さんのライブです。
「恩返しの気持ちを込めて、東北の地に歌を届けたい」とソロコンサート「宮城ライブ~明日へのマーチ!!」を開催されました。
会場は同年6月末まで遺体安置所になっていた宮城県のセキスイハイムスーパーアリーナ。
2日間で1万6千人を動員しました。
悲しさで埋め尽くされたアリーナに、新しい思い出が重ねられたことで
地域の人たちが前に進むチカラになったことでしょう。
有名人だからできた、とも言えますが、
一緒にライブを楽しんだ1万6千人、1人1人のチカラがなければ、
彼1人では成し遂げられなかったはずです。
アートは、アーティストとその表現に共鳴する参加者がいてこそ、力を発揮します。
さらに、逗子アートフェスティバルでの事例を2つ紹介します。
1つ目は、2020年 アーティスト YABESOYさんの作品「空き家おくりびと」です。
会場は、逗子市内の築90年以上の旧森川邸です。
アーティストのYABESOYさんは、
空き家は暮らしていた時の物がたくさん残っていて、思い出が詰まっているため、
手放せずに、そのままになってしまうことが多いのではないかと思っていたそうです。
そういう気持ちを作品で表現したり、解きほぐしたりする手伝いをしたいと、
空き家とその家族の思い出をテーマにした作品を展示し、イベント開催期間中は多くの人が訪れました。
思い出の人形たちに「今の逗子を見せてあげたい!」と逗子市内を練り歩きました。
詳しくは、2020年12月の逗子市広報誌に掲載されています。
2つ目は、2022年 アーティスト荒川みのりさん、金澤明日香さんのアート作品です。
会場は、逗子第一運動公園に設置されている引退した京浜急行電鉄の車両 デハ601号です。
(2023年も逗子アートフェスティバルでの展示が予定されています。)
Before:劣化を防ぐためにブルーシートで養生されています。
<画像:アーティスト荒川みのりさんのInstagram「ビテツ部」より引用>
After:アーティストと保存会が力を合わせて修繕。
<画像:アーティスト荒川みのりさんのInstagram「ビテツ部」より引用>
車両は、保存会が大切に管理してくれていましたが、
老朽化した車両は、子どもたちから「オバケ電車」とのニックネームがついていたそうです。
アーティストと地域住民や市内外からの参加者がチカラを合わせて完成したアートは、
再び子どもたちの喜ぶ場所となりました。
<画像:逗子市役所ホームページからお借りしています>
空き家のご相談を承ります
こんにちは!
片付けコンサルタント 福井ひろ子です。
片付けコンサルタント 福井ひろ子 とは、
40年片付けられなかったところから汚部屋を卒業。
片付け/家事代行 実績1,800時間以上。
片付けコンサルタント歴 8年目。
空き家 ご相談窓口
私自身40年間、片付けが苦手で困っていましたが、
子どもたちのアトピーをきっかけに、片付けられるようになりました。
片付けられなくて困っている人の気持ちは、よく知っています。
片付けられるようになったら、
子どもたちのアトピーは治るし、
家事は、すぐに終わるし、
探し物をしなくなったし、
何より、大切な人、モノゴトを大切にできるようになりました。
昔の私のように家を片付けられなくて困っている方のサポートをするようになって8年が経ちました。
これまで、様々な家、暮らしの状況を学ぶために家事代行をしたり、
片付けを仕事としている方のアシスタントとして、テレビや雑誌のお仕事も経験させてもらいました。
片付けサポートと家事代行を合わせると1,800時間以上をかけて多くの方々の家を整えてきました。
空き家 と 片付け と アート
片付けて良かったことの1つに、家事が早く終わることがあります。
アトピーを治すために、食べるものはもちろん、
洗濯や掃除に使う洗剤も無添加で自然なものに変えなければいけませんでした。
家事が苦手だったのに、家事が増えました。
家事を効率的にしなければ、日々の暮らしが回らなくなり、
家事をサボれば、子どもたちのアトピーは再発します。
家事を早く片付けるために、散らかった家を徹底的に片付けた結果、家事の効率化が叶いました。
片付いてからは、自分の家も片付けてほしいと言ってもらうようになり、
暮らす人の生活動線、家事動線に合わせて
家の中を整える片付けサポートをしてきました。
効率重視、ムダを排除、
ムダ=悪
ムダがない=善
そういう価値観でサポートをしてきました。
家事に追われる日々を送っていた方々に喜んでもらいました。
【過去の片付け事例】2つの写真は同じ場所です。
(施主様より公開の了承をいただいています)
<片付ける前>
<片付けた後>
片付けが苦手とおっしゃる方の家には、
少しでも家を素敵にしようと思って、、という
飾り物やお土産、つまりアート作品がホコリをかぶっているケースがありました。
アートに積もったホコリをとる。
アートを置いた床や壁を掃除するときに移動させなければいけないもの。
家事の効率化の観点から見るとアートは家事を増やすものと捉えていました。
つまり、ムダなものでした。
ところが、縁あって逗子アートフェスティバルと関わるようになり、
アートの可能性や、効率至上主義からは産み出せない価値を感じるようになりました。
もしかすると、
アートにする前の空き家は、寂しく街の中にポツンと建っていて、
近隣に住む人たちも、
その空き家を見るたびに、寂しさを感じていたかもしれません。
何十年もの間に積み上がった「思い出」と「モノ」は、
アート作品を作り上げようと集まってきた人たち一人一人の想いと手間をかけることで、
寂しい場所、暗い場所、というイメージから
希望あふれる場所というイメージに
書きかわったのではないでしょうか?
<2020年 アーティスト YABESOYさんの作品「空き家おくりびと」と「空き家ギャラリー旧森川邸」>
アートのチカラを借りて
たくさんの人のチカラを借りて
場のイメージを書き換えて行く
という1つのやり方に、今までにはない可能性を感じるようになりました。
私自身はアーティストではありませんから、
アートを産み出すことはできません。
もちろん、アーティストにはアート作品を作り上げてもらうのですが、
アーティストという肩書きのない私のような人にも出せるチカラがあるのです。
気持ちを共鳴させながら、
時間と手間、空き家などの持てるチカラを合わせて
アーティストもサポーターもみんなで一緒になって
アート作品を育てていくのです。
<2020年 アーティスト YABESOYさんの作品「空き家おくりびと」と「空き家ギャラリー旧森川邸」>
関わる人も予想できない、
どんな共鳴が起きるか予想できない、
どんなチカラを持っているか予想できない。
だから、先が予測できない部分があります。
これまでも価値観で見ると、予測できない物事は
非合理に見えるかもしれませんが、
予想以上の結果は、予測できない場所から産まれます。
持てるチカラは人それぞれです。
私もアーティストではありませんが、空き家をアートにつなぐサポートをしています。
空き家を持っている方は空き家を。
体力、時間、街を良くしたいという気持ち、、
どれも素晴らしいチカラです。
逗子アートフェスティバルは毎年秋に開催されています。
まずは、遊びにいらしてください。
市内外問わず、アーティストかどうかに関わらず、
予想不可能なアートで逗子を一緒に盛り上げるお仲間になりませんか?